Citations:区別

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Japanese citations of 区別

  • 1877, 福沢諭吉, 旧藩情:
    また下等の中小姓と足軽との間にも甚しき区別あれども、足軽が小役人に立身してまた中小姓と為るは甚だ易し。
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  • 1890, 幸田露伴, ねじくり博士:
    元より羊は草にひとしく、海ほおずきは蛙と同じサ、動植物無区別論に極ッてるよ。
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  • 1891, 陸羯南, 近時政論考:
    政治上の論派を区別するもまたこれに似たるものあり、民権を主張するもの豈にことごとく調和論派ならんや、王権を弁護するもの豈にことごとく専制論派ならんや、ただその論拠の如何を顧みるのみ。
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  • 1893, 北村透谷, 内部生命論:
    究竟するに善悪正邪の区別は人間の内部の生命を離れて立つこと能はず、内部の自覚と言ひ、内部の経験と言ひ、一々其名を異にすと雖、要するに根本の生命を指して言ふに外ならざるなり。
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  • 1896, 泉鏡花, 海城発電:
    自分の職務上病傷兵を救護するには、敵だの、味方だの、日本だの、清国だのといふ、左様な名称も区別もないです。
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  • 1901, 黒岩涙香, 幽霊塔:
    後で考えるに、人の活々した顔を、仮面ではあるまいかなどと疑うは余り馬鹿げて居る、勿論仮面ではない、血と肉と筋と皮とで天然に育った当り前の顔である、余とても必ずしも疑ったと云う程ではない、唯殆ど仮面かとも思われる程に美しいと斯う思った迄の事さ、決して若しや仮面ではなかろうかと探偵が罪人を疑うように疑った訳ではない、断じてない、茲の区別は読者に呑み込んで貰わねばならぬ。
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  • 1902, 正岡子規, 病牀六尺:
    まだ雑報と美文の区別を知らない人が大変多いやうである。
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  • 1904, 井上円了, 迷信解:
    ただ、大体の上につきて二者の区別を立てておく。
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  • 1906, 島崎藤村, 破戒:
    それに、艫寄の半分を板戸で仕切つて、荷積みの為に区別がしてあるので、客の座るところは細長い座敷を見るやう。
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  • 1908, 石川啄木, 天鵞絨:
    宿にしたのは、以前一番懇意にした大工の兼さんの家であつたが、其夜は誰彼の区別なく其|家を見舞つたので、奥の六畳間に三分心の洋燈は暗かつたが、入交り立交りする人の数は少くなく、潮の様な虫の音も聞えぬ程、賑かな話声が、十一時過ぐるまでも戸外に洩れた。
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  • 1909, 泉鏡太郎, 神鑿:
    盃を納るなり汽車に乗つて家を出た夫婦の身体は、人間だか蝶だか区別が附かない。
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  • 1910, 夏目漱石, :
    その都度御米は真丸な縁の焼けた銀の月と、絹地からほとんど区別できないような穂芒の色を眺めて、こんなものを珍重する人の気が知れないと云うような見えをした。
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  • 1911, 新渡戸稲造, ソクラテス:
    ソクラテスを読んで、一番に面白く思うところは、かのダイモンというものを常に信じて、絶えず、自分の心の中に、善悪邪正を区別する、我にあらざる一種の力を蔵している。
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  • 1914, 小川未明, 動く絵と新しき夢幻:
    既に形式的に出来上っているところの主義の為めの作物、主義の為めの批評と云うものは、虚心平気で、自己対自然の時に感じた真面目な感じとは是非区別されるものと思う。
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  • 1915, 与謝野晶子, 私の貞操観:
    先ず「貞操」という言葉の意味について自分の考を述べると、これには処女としての貞操と、妻としての貞操と二つの区別があるように思われる。
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  • 1917, 原勝郎, 東山時代における一縉紳の生活:
    というわけは、御料からの収入で支弁さるべきものと武家から差上ぐる御用脚で支弁さるべき分とその間おのずから区別があって、もし武家からの差上金が滞うる場合には、それがためにそれによって支弁さるべき儀式を見合わせられるので、必ずしもこれをもって官帑全くむなしかったためのみということができぬからである。
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  • 1918, 折口信夫, 折口といふ名字:
    南町は、事実、木津西浜町・木津北島町並びに、木津勘助町・木津三島町の一部になつて、呼び名の上では、区別はなくなつてゐるのである。
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  • 1919, 菊池寛, ある抗議書:
    宗教の立場から云えば、現世的な法律的な区別は、どうでもいいのでしょうが、国家の司法当局が、その現世的な職務を忘れ、『加害者を天国に送る』事を奨励し、讃美するに至っては、私の如き被害者の遺族は、憤懣に堪えないのであります。
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  • 1920, 芥川龍之介, 山鴫:
    「仕止めたか、仕止めないか、その位な区別は子供にもわかる。
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  • 1921, 寺田寅彦, 文学の中の科学的要素:
    このような区別はどこから来たものであろうか。
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  • 1922, 内藤鳴雪, 鳴雪自叙伝:
    私どもの住んでいた小屋は藩から立てられたもので、勤番小屋、常府小屋に区別され各役相応の等差があった。
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  • 1923, 有島武郎, :
    天才色とでもいふ白い皮膚が、少しの酒ですぐ薄紅くなつて、好きだとなつたら男女の区別なくしなだれかゝらずにはゐられない、そんな人懐こひ匂ひがその心からも体からも蒸れ出るやうに見えた。
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  • 1924, 岡本綺堂, 島原の夢:
    おなじ東京の名をよぶにも、今後はおそらく旧東京と新東京とに区別されるであろう。
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  • 1925, 上村松園, 応挙と其の時代が好き:
    毎月十一日を期日として別に誰派の区別もなく自分の好いたままに一点でも二点でも作品を持ち寄つてそれを陳べて互ひに見合つたものです。
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  • 1926, 葉山嘉樹, 海に生くる人々:
    ところが、彼は、ブルジョアが、彼と自分とを区別してるとすっかり同じように、彼とセーラーらとを区別していた。
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  • 1927, 宮本百合子, アンネット:
    そして彼女の腹違いの妹のシルヴィが、生粋のパリの市民で――プロレタリアートで、イリュージョンを持たず、機智的で実務家で、恋愛と結婚とをはっきり区別し、「そりゃ恋人には危っかしくたって面白い人がいいけど、良人には、一寸退屈だって永持ちのする確りした人でなくっちゃ」と云う女なのに反し、アンネットは理想家です。
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  • 1928, 杉田久女, 大正女流俳句の近代的特色:
    之等の句は、もはや男女の区別なき写生の技で光っている。
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  • 1929, 戸坂潤, 科学方法論:
    この運動が他から区別されねばならない根本的な特徴は何処にあるか。
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  • 1930, 三田村鳶魚, 話に聞いた近藤勇:
    清河が集めた浪士と申したところが、やはり浪士・浪人の区別はないので、百姓もあれば神主もあり、博奕打もある。
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  • 1931, 喜田貞吉, 奥羽地方のシシ踊りと鹿供養:
    そしてそれを区別すべく、前者をイノシシ、後者をカノシシと呼んだのであったが、今日ではカノシシの称呼は普通に失われて、イノシシの方のみが各地に保存されている状態である。
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  • 1932, 魯迅, 村芝居:
    それも何を見たとハッキリ言うことが出来ないが、役者の顔がだんだん変槓のものになって、五官の働きがあるのだか、ないのだか、何もかも一緒くたになって区別がつかなかった。
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  • 1933, 三木清, 書物の倫理:
    箱入の新刊書のときにはどれもこれも同じように見えたものがここでは既にその間に区別ができている。
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  • 1934, 島木健作, 鰊漁場:
    鰊乗網中は風浪の危険を犯し、昼夜の区別なく最大労務に服すべきこと。
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  • 1936, 北條民雄, 眼帯記:
    今はたしかに明るい昼だ、しかし、はたしてほんとにこれが昼だろうか、これが光のある昼だろうか、これは夜ではないだろうか、これがほんとに昼だとしたら、夜というものはどこにあるのだろう、昼と夜とを区別して考える人間の習慣ははたして真実のものだろうか、夜というものは、この明るい何でも見える昼の底に沈んで同時にあるのではあるまいか……そんなことを考えたりするのだった。
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  • 1937, 西田幾多郎, 善の研究:
    そのうち、個人あって経験あるにあらず、経験あって個人あるのである、個人的区別より経験が根本的であるという考から独我論を脱することができ、また経験を能動的と考うることに由ってフィヒテ以後の超越哲学とも調和し得るかのように考え、遂にこの書の第二編を書いたのであるが、その不完全なることはいうまでもない。
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  • 1938, 野口雨情, 札幌時代の石川啄木:
    この作品なぞもヒントばかりで捉へどころが浅いと思ふだらうが、この浅いと思ふところに限りなき深さがあるのが韻文で、散文にばかり没頭してゐるとその深さが判らなくなつて仕舞ふ、一口に言へば韻文は散文のやうに言はんとすることを細大漏さず言ひつくし、思ふことを細々と並べつくすものではない、そこに韻文と散文の違ひは区別される、くどいやうだが和歌は韻文であり、詩も韻文である。
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  • 1939, 甲賀三郎, 青服の男:
    「そこが一寸不審に思われるんですが、何しろ卓一という男は、他人のものと自分のものを区別しないというような男で、何事も行き当りばったり、気分の動くまゝにやるという人間ですから、他人といっても信造の別荘ですし、締り位破って這入るのは平気だろうと思います。
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  • 1940, 三好十郎, 浮標:
    そこはハツキリ区別してゐないといけない。
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  • 1941, 田畑修一郎, 医師高間房一氏:
    同時に大した変り方である! 吾々は暦の上で立春だの立秋だのいふ区別をして、それを紙片にはつきり判るやうに印刷してゐる。
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  • 1942, 石原莞爾, 最終戦争論・戦争史大観:
    持たざる国と持てる国の区別がなくなり、必要なものは何でもできることになるのです。
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  • 1946, 海野十三, 四次元漂流:
    高さはないし、横、縦の区別がなく、ただ長さだけがある世界。
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  • 1947, 原民喜, 夏の花:
    男であるのか、女であるのか、殆ど区別もつかない程、顔がくちやくちやに腫れ上つて、随つて眼は糸のやうに細まり、唇は思ひきり爛れ、それに、痛々しい肢体を露出させ、虫の息で彼等は横はつてゐるのであつた。
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  • 1948, 坂口安吾, 遺恨:
    女給と分って、三人組を見直し、お客と比較してみても、やっぱり区別が分らない。
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  • 1949, 神西清, 夜の鳥:
    と、この二つの言葉の、はつきりした区別にすぎなかつた。
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  • 1951, 豊島与志雄, 死因の疑問:
    肝要なこととそうでないこととの、区別がつかなかったかとさえ思われます。
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  • 1952, 正岡容, わが寄席青春録:
    ほんとうに落語の「近江八景」のあの職人じゃないが、その時の私は島原にもS太夫が二人あって甲乙に区別されており、私のは甲、今度正蔵君の買ったのは乙だったらよかったにと大真面目にそう考えずにはいられなくなったくらいだった。
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  • 1956, 柳宗悦, 京都の朝市:
    始めて耳にしたその言葉が面白く、又「上手物」に対して用いると、何かはっきりした性質の区別も示されるので、之が縁となり、私達もこの言葉を用いることに便利を感じた。
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  • 1960, 原田義人, 解説:
    におけるカフカと、この二つの流れを区別しなければならない、という。
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